コバルトベース粉体CoCrWCの説明
コバルト基粉末CoCrWCは、レーザー/電子ビーム付加製造(SLM/EBM)、粉末冶金(PM)、溶射、溶接などに使用されます。複雑な炭化物からなるマトリックスを持ち、優れた硬度と耐摩耗性を必要とする用途に特に有用です。優れた硬度を持つ、
コバルト基粉末CoCrWCは、常温および高温で卓越した耐摩耗性、耐傷つき性、耐摩耗性を示します。
コバルト基粉末CoCrWCの 仕様
化学成分
合金
|
Co
|
Cr
|
W
|
C
|
Ni
|
Mo
|
Fe
|
Si
|
Mn
|
CoCrWC
|
Bal.
|
30
|
8.5
|
1.4
|
≤3
|
≤1.0
|
≤3
|
1.4
|
≤1.0
|
組成
|
Co、Cr、W、C
|
粉末サイズ
|
15-45μm
|
見掛け密度
|
4.6g/cm3
|
形状
|
灰色粉末
|
コバルト基粉末CoCrWCの用途
コバルト基粉末CoCrWCは、歯、人体足場、人工関節、その他の生体材料の3Dプリンティングに使用されます。
コバルト基粉末CoCrWCのパッケージング
当社のコバルトベース粉体CoCrWCは 、製品の品質を元の状態で維持するために、保管中および輸送中に注意深く取り扱われます。
コバルト系粉末CoCrWCに関するFAQ
Q1: コバルト基合金粉末(ステライト12)とは何ですか?
A1:コバルト基合金粉末(ステライト12)は、コバルト-クロム-タングステンの合金粉末で、特に高温環境下での優れた耐摩耗性、高硬度、耐食性で知られています。ハードフェーシング、溶射、その他の表面コーティング用途に広く使用されています。
Q2:コバルト基合金粉末(ステライト12)は他のステライト合金と比較してどうですか?
A2:コバルト基合金粉末(ステライト12)は、ステライト6に比べタングステンや炭素の含有量が多く、硬度や耐摩耗性に優れています。ステライト6が汎用的な耐摩耗性や耐食性に適しているのに対し、ステライト12は特に過酷な摩耗や高温を伴う用途に適しています。
Q3: コバルト基合金粉末(ステライト12)は異なるコーティングプロセスで使用できますか?
A3:はい、溶射(プラズマ溶射、HVOF)、レーザークラッディング、PTA(プラズマトランスファードアーク)溶接などの様々なコーティングプロセスに使用できます。最適な結果を得るためには、適切な塗布技術に従う必要があります。